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    不動産会社にとっては数ある物件のひとつかもしれない。だけど、大家さんにとっては大切な物件なのです。

    私は現在、不動産賃貸管理会社のLivingTokyo株式会社でWeb周り全般の担当をしています。

    基本的にはWeb発信周りを整えるのがお仕事なのだけど、必要とあれば物件を見に行ったりといったことも。

    先日、とあるきっかけで大阪にいくことになり、その物件を見た後に、大家さんにお話を伺うことになりました。

    その大家さんは大手の会社に管理を任せており、それでも入居者がつかず困っておりました。

     

    ■物件情報を見て言った大家さんの一言に胸を打たれた

    今回は当社に管理を任せてくれるということで、物件情報をヒアリングするお仕事でした。

    なので、実際の物件写真を取ったり、物件情報の魅力等の情報をキャッチアップしていたのだけど、大家さんがマイソク(※)を見て、

    [box class=”glay_box” title=”※マイソク”]物件の情報をまとめた資料の通称。不動産仲介会社は、このマイソクを元にしてチラシなどにしている。お部屋探しをしたことがある人なら見たことのある、A4サイズの物件情報のことである。[/box]

    「(マイソクをじーっと見て)依頼していた大手さんではこの広告を作ってくれたけど、もっとうちにはいいところあるのになぁ。・・・写真だってもっとたくさん載せてほしいなぁ。」

    と言ったのがとても印象的だったのです。

     

    私はそのときかなり胸を打たれました

    ああ、この人はちゃんとこの家を愛していて魅力を知っていると。

    そして大家さんと管理会社で認知のギャップがあり、魅力を全然伝えられていないということを知ったのです。

     

    ■ターゲットを定め、ポイントを伝えるマイソクを作ってみた。

    なので、私は大阪から東京に帰ってきて、マイソクを作りこんでみました。

    まず土地から考えられるターゲットを想定し、物件の魅力を整理。

    その後ターゲットに刺さりそうなポイントをまとめました。

     

    そうしたらマイソクで物件情報を伝えるというのは、今まで私のやってきたことをただ単に応用するだけであって、不動産の知識あれこれとか、そんなことではないということに気づくことが出来ました。

    不動産業界にいる人ならそんなこと、すごい当たり前のことなのかもしれません。

    でも私には驚きで、そしてA4サイズで物件の魅力を伝えることは可能だということに気づくことが出来ました。

    純粋に、面白かった。

    そしてマイソクは、問い合わせが来る前に入居を検討している人が見る情報源、物件をみるきっかけになるのだから、しっかりと魅力を伝える必要があるということを改めて認識しました。

     

    ■魅力を伝えるという点では不動産も記事を書くのと同じことだ

    私はLivingTokyoでWeb周りのプロデュースが出来るといいなと思って入社しました。

    でも違いました。

    不動産の業務において、私の発信スキルは様々なことで生かすことができたのです。

    そして私はWebに関わらず、魅力を伝えるといった面で、LivingTokyo株式会社の成長を助け、空室で困っている大家さんを助けていきたいと改めて思いました

     

    もっといろいろ改良したいです。

    不動産業界よくしたいですね。

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