7日目:やりたいこと探しの限界

    最後は悩みすぎてしまう人がよくやってしまいがちな「やりたいこと探し」についてお話ししていきます。

    ■やりたいこと探しの限界

    自分にしっくりくる生き方が出来ていないと、やりたいことを探した方がいいかなと思ったり、自分の生まれてきた意味や使命を気にしてしまう方がいらっしゃいます。

    実際私も昔、よく自分の使命はなんだろう?と探しまくっていた時期がありました。

    そして使命を知るためになぜか前世ばっかり気にしていた時期がありました(笑)

     

    今思えばそんなことしているなら現実で色々やりたいことやっちゃいなよ!と思うのですが、その時は自分がこの世界で必要な存在と思いたかったし、必要とされたかったんですよね。

     

    だってそうでなければ結構色々あってしんどいこともあるのに、そうまでしてこの世界で生きる意味ってなんなんだろう?って思ってしまって辛かったからです。

    ですが実は自分の生まれた意味や、使命探し、やりたいこと探しをし過ぎると迷宮入りになります。

    なぜなら結局そういったものはあるようでなくて、何をやったっていいからです。

     

    人の使命はあるようでない

    私は仕事柄人の根源にある幸せの形、その人が生まれてきた意味を見たりするのですが、実はそういったものは、あるようでない、という特性があります。

    私自身、これは信じ難いことではありました。

    なぜなら生まれてきた意味があることで救われたし、現実で何かをする勇気が湧いて色々やることができたからです。

    ですが本当は、その生まれてきた意味、幸せの形もただ自分が勝手にみていたもので、それさえもありませんでした。

     

    それはとても寂しい感じがしますが、同時に使命は自分を縛るものでもあるので、実は私たちはとても自由なんです。

    だから結局、自分が何を使命と思ってもいいし、それがないと思ってもどっちでもいい。

    だってあると思っていた使命があると思って動いたら、それが実は幻想なわけですから。

    なのであまり気にしなくていいわけです。

     

    ただこの感覚はエゴには理解できません。

    何か目的や生きる意味があることが前提だからです。

    ですがそれを越えていくと、自分の目の前には生きる目的に縛られない、広大な空間(自由)が広がっていることに気がつきます。

     

    ちょっと突飛な話で意味不明だったかもしれませんが、あなたの根源はとても曖昧でなんなら「ない」まで辿り着いてしまうので、それを探そうとするとなくて、どうしようとなってしまいます。

    なので使命探しは諦められるなら諦めたほうがいいです。

     

    ただそうは言っても諦められない方は昔の私のように探し続けてみてください。

    なぜなら私自身(仮の使命)は見つかった、と思え、生きる希望を持てたからです。

    だから探すのがやめられないのは徹底的にやったらいいと思いますよ。

    人生に無駄なことはないわけで、それもあなたに必要なことですから。

    ■最後に全部をひっくり返す言葉の限界のお話

    また最後なので、思考・言葉の限界についてお伝えしておきます。

    正直このお話をしてしまうのは、今までの話を全部なしにしてしまうぐらいインパクトのあることなのですが、この世界の仕組みの話なのでお話ししておきます。

    言葉は説明した時点で分離を生む

    なぜこのメール講座で感じろと口酸っぱくいったのか、それは言葉で説明した時点でそれがすでに分断・分離を生んでしまっているからです。

    なんのこっちゃって感じかもしれません。

    一つずつ解説します。

     

    まずこの世界はひとつに繋がっているという考えがあります。

    これを信じようと信じまいと自由なのですが、そうだと仮定すると何もかもがひとつに繋がってしまっているので、世界にあるものを識別することができません。

     

    え?机とかパソコンあるじゃんって思われるかもしれませんが、それさえもたったひとつの
    存在であり、その間にある境界線は見かけ上のものです。

    ですがそれらも全て繋がっていてひとつだとしたら、それでは何がどこにあるのか識別できず、生活する上でとても不便です。

    そこで言葉が生まれました。

     

    言葉は一つ一つをカテゴライズする役割を持っています。

    これは「りんご」である
    これは「携帯」である
    あれは「電車」である

    言葉にはこういった性質があり、分類しているからこそ、ひとつだった世界が分類分けされ、物々交換できたり、ひとつひとつ識別できたりします。

    だから私たちはひとりひとりに名前をつけることができます。

     

    そして名をつけることによって世界はひとつひとつが独立して存在しており、それぞれが分かれて存在している、という共通認識でこの世界は動いています。

    ですがここで最初に戻ります。

     

    世界は本当はひとつに繋がっています。

    ひとつの大きなエネルギーの塊なんです。

     

    でも言葉を使ってひとつひとつが分断されている世界をベースに説明すると、それは分離を前提とした世界で説明されているので、そもそもそれは全然違うものだよ、だからそのままの自分を認識して欲しいんだよ、感じて欲しいんだよ、ということになってしまうのです。

     

    だからスピリチュアルなどで言われる本当の教え、とよばれるものは文章である程度説明できるものの、最終的な部分や、カッと閃光を浴びたようなひらめき、ふと腑に落ちる感覚というのは言葉の上にはありません。

    どこにあるのかというと、あなたの感じることの中にあるのです。

     

    なので実はここまで読んでいただいたメール講座についても同じことが言えます。

    これまでお伝えした方法は実は忘れてしまってもいいのです。

    それよりも大事なのは、あなたがこのメール講座で感じたこと。これです。

     

    あなたが感じたことの中にあなたの求める答えがあります。

    そしてそうやって感じることに意識が向けられるようになると、考えることが少なくなるので、次第に生きるのが楽になっていきます。

    だからメール講座では言葉という限界があるのは分かりつつも、そのままの自分を認識して欲しい、感じて欲しいって伝えてきました。

     

    なので言葉の上には今自分の求めているものがないなぁと感じていたり、今までビジネス本ばっかり読んでいたけど最近ピンとこないなぁと感じるなら、今回お伝えした生産性ゼロなことをやってみてください。

    言葉の上ではないところに、今あなたの求めている答えがあります。

     

    メール講座の内容は以上になります。

    私がこのメール講座でお伝えしたかったのは、通じて「今あなたの思っていることをそのままに認識して欲しい、感じて欲しい」ということです。

    そしてそうか!と思ったらこのメール講座の内容は忘れてしまってください。

    しつこいですが大切なのは、「これを読んであなたがどう感じたか」です。

     

     

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

     

    最後にお伝えしていたプレゼントです。

    今悩みがあって困っている、という人向けに、今の悩みをすぐに解消する「しんどくなってしまった時・動き出せなくなった時の対処法」という教材をプレゼントします。

    今直面している悩みがあるとどうしても思考が働いてしまいます。

    私もこれは経験済みで、どんなに感じろと言われても、この考えをどうにかしたいと思うことがあります。

    なのでそういった要望にお答えする教材です。

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    (教材は別にいらないけど、アンケートに協力してあげてもいいよ!っていう方もぜひ回答お願いします!)

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    ではここまで読んでいただきありがとうございました!