こんにちは、いとうめぐみです。
私はかれこれ10年ぐらい、途中寄り道しながらもフリーランスとして働いてきましたが、その中でこれは大切だなぁと思う基本的なことをここでまとめています。
この内容は、特に気にしすぎる人、悩み過ぎてしまう性格の人、どちらかというと内向的な性格な人に役立つ情報となっています。
私はおそらく見るからに内向的だと思うのですが、そういった方でもフリーランスとして自分のライフスタイルに合わせた働き方は可能です。
なので、フリーランスとして働いていきたい、どんなふうに働いていけばいいか参考にしたい、という方は読んでみてください。
■内向的フリーランスが働く上で大切にして欲しいこと
すぐに成果を出そうとしないこと
あなたが安定して、クライアントさんが途切れることなく仕事を続けていきたい、と思うのであれば、すぐに成果を出そうとしないことはとても大切なことだと強く感じます。
なぜなら目先の結果に囚われてしまうと、一瞬稼げるかもしれませんが、長くそのお仕事を続けることは難しくなってしまうからです。
またもしあなたがすぐに成果を出したいと思っている、なぜだか焦る、というのであればどうしてそう思うのか、きちんと把握しておくことをおすすめします。
なぜならやればすぐに成果を出すことができるという思いは、あなたの願いではなく社会から植え付けられている価値観である可能性が高いからです。
なので焦ってしまうという方はまずは自分自身に対して、
「すぐに成果を出そうとしすぎていないかな?」
というのを問いかけること。
そして実際に収入としてどれぐらいあればいいのかな?というのを生活費など全ての数値を出して把握してみましょう。
すると自分が焦りすぎていたことや、自分が今必要とする金額がしっかりと分かって動きやすくなります。
また最近はよく広告でもなんでも3ヶ月で月収100万とか、すぐに月30万円稼げるようになるとかそういったものを目にするので、特にネットビジネスはすぐに結果が出ると思われがちです。
そしてすぐに成果が出す、というのは実際できなくはないです。
なぜなら初心者の人であっても、自分が販売する商品が
- 需要があるものであり
- あなたにビジネスの適性がある(伝える能力が高い・営業力が高いなど)
という条件下の元では比較的結果が出やすくなるからです。
ですが長く売れ続ける人になりたいと思うのであれば、無理に需要のあるものを売ったりして目先の利益に騙されないでください。
でもだからと言って真面目に自分自身を磨きすぎないでください。
稼げるようになってみて分かりましたが、スキルや技術と収入はイコールではありません。
もちろん私はスキルなしでOK!みたいな働き方は自分がしたくないので、お勧めはしていません(というかスキルというのは、それを活かす技術の話なので、相手に伝える力や言葉使いはある程度必要だと思っています)。
そしてこのスキルや技術を考える前にすごく大切な考え方があって、それをこれから知って欲しいと思っています。
それはあなたが今できることを相手に提供することで対価を得る、という考え方です。
自分ができることを把握する・伝える
ここで気がついて欲しいですが、自分が何ができるか、どんな技術を持っているか、というのを把握するのは大切ですが、それがあまりにも肥大しすぎるのはとても自己中な考え方です。
なぜならクライアントさんにはそんなこと関係なくて、クライアントさん自身がサービスを受けて何が得られるのか、満足できるか、というところが大切だからです。
スキル向上はやってもいいのですが、順番が違うのです。
だから今のあなたのやることは、スキル向上ではなく、
- 今の自分の能力を把握する
- それを伝える技術を持つ
この2つです。
これをすることはクライアントさんの満足度に繋がりますし、自分の身を守ることにもつながります。
なぜなら相手に自分ができることをきちんと伝えられるとクレーム防止になるからです。
きちんと自分ができることをお伝えできていて、クライアントさんがそれに納得していれば、クレームは発生しません。
これは実践を積んでみると分かる感覚なのですが、大切なのは相手が求めていることを
満たしてあげられるよう導くことなんですよね。
クライアントさんは結局、あなたのスキル云々よりも、自分の悩みが解決するかどうか、
ここに焦点を当てています。
なのでフリーランスで働く上で大切にして欲しいのは、自分がどこまでできるか、そして何ができないかきちんと把握すること、そしてそれを恐れず相手にきちんとお伝えすることです。
ビジネスは相手が納得できていて、提示した内容にOKと言ってもらえれば対価交換は成立します。
なのでスキルは必要ですが、高い低いは第一に大切なものではありません。
なのでこれから起業したいと思っている方は、
- 今の自分は何ができるのか、
- 相手の何を解決してあげられるのか
そういったことを把握し、しっかり言葉(単語でもいいから)で相手に伝えられるようにするのが起業の第一歩になります。
ちなみに今の私の場合は
「ノウハウやテクニックを学んでも悩んで動けない、「何かが違う」と思った時に解決へと導く情報の提供」
というのをクライアントさんに提示していて、そのためにどんなことを提供するのかというのを説明しています。
ですがこんなふうにいきなり一文で表すのは難しいと思いますし、そのうち変わっていったりもしますので(私も然り)、最初はあまり一文にすることにこだわる必要はありません。
ただ人とやり取りする関係上、言葉にしていくのはとても大切なので、長い文章でもいいし、単語でもいいので、自分はどんな言葉で伝えられるのか考えておくことが大切です。
そうじゃないとクライアントさんもあなたにお願いしたくてもお願いできないですしね。
なので
「あ、これなら相手に伝わるかな?」
という単語をピックアップしていってそれを繋げて、相手に届く言葉にしてみてください。
そしてなんとなくその文章が出来上がったのであれば、仲の良い友達に話してみてください。
そうしたら相手に伝わったかどうか分かります。
相手に合わせ過ぎない
内向的な性格な人は相手の気持ちを読み取るのが得意です。
なのでそれを突き詰め過ぎてしまうと相手に合わせ過ぎて自分のやりたいことが全くできなくなってしまう、ということが起き始めます。
ちなみにこんなに偉そうにいっていますが、私も今でもそのような状態に陥ります。
基本的にビジネスは相手の需要ありきです。
先ほどもそんなような話をしました。
なのでこの話をすると混乱するかもしれませんが、相手の需要に合わせることも大切だけれども、それは二の次にしてください。
どういうことかというと、自分がこれをやりたいと思うものがあるのであれば、それをやっていいってことです。
そしてその上で相手の需要に合わせるということです。
具体的にいうと、例えばあなたが前職でヨガのインストラクターをやっているとします。
そしてもしそうだとしたら、おそらく周りの人があなたに求めるのはヨガのインストラクターとして活躍してもらうことです。
それが一番すぐにお金になる方法だと思います。
ですがもしあなたがブログを書くのが楽しくて、それで人生が変わって、ブログを書くことを教える仕事をしたいのであれば、それを選択することをおすすめします。
もちろんヨガインストラクターで独立でもいいです。軌道に乗るまで二足のわらじを履いてもいいです。
でも本当にやりたいなら、なんとかしてブログの方を選択してください。
フリーランスで職業を選択するときは、
- 得意なことを仕事にする
- 好きなことを仕事にする
この2種類に分かれ、どちらがあなたに合うかもその人によって違うし、その人の意識の段階によっても違ってきます。
だからどちらが正解ということはありません。
ただ自分がやりたい方が正解です。
なのでこの場合は、時間はかかるかもしれませんがブログを教える仕事をやって欲しいと思っています。
そしてやってから今後どうして欲しいか考えてください。
やってから考えるのです。
なぜこうも力説するのかいうと、私は何年もやりたいことがあったのに、自分の得意に合わせて仕事をしてきたからです。
私はずっとこの好きな仕事を選択するという決断ができませんでした。
なぜなら周りの人が私に得意な方(情報発信)を求めてきたからです。
でも言っておきますが、得意な方を求めさせているのは自分自身です。
周りではありません。
なのでやりたいのになぁと指をくわえてじっと待つのはやめてください。
相手から欲しいと言われるのを待っているだけでは、一生言われません(本当です)。
グイグイ行かなくてもいいんですが、自分できちんと相手に伝えて、知ってもらわなくちゃ始まらないんです。
そうやって周知するから、人から必要とされて、少しずつ好きを仕事にできていきます。
でも好きを仕事にするのはキラキラしているようですが、そのうちやりたくないことも出てきます。
でも好きなことを仕事にするとはそういうことです。
好きなことは全て好きなことで構成されてはいません。
ですが好きなことを職業にするメリットは、好きを仕事にすると嫌だと思うこと、面倒だと思うことも好きというパワーでなんなく進められることです。
そしてそのパワーで突き進めるとお金が循環するようになります。
すると今まで面倒だと思っていたことを、外注したりして得意な人に任せられるようになります。
フリーランスで独立すると、外注して得意な人に任せるというのは、さほど難しいことではありません。
意外と低価格でできるので、そういったことは他の人に任せて、自分はより好きなことに集中できるようになります。
なので気になる仕事がある方や、好きなことを仕事にしたいと思っている方は勇気を出してその選択してください。
というのも今の時代は、好きなことを仕事にできる時代に差し掛かっています(風の時代って聞いたことありませんか?その影響です)。
なのでその流れに乗って好きなことを仕事にしてみてください。
私も好きなことを勇気を出して選択したら、過去に自分が学んできたスキルも無駄ではなかったと思え、とても楽しく生活できています。
自分に合った方法を選ぶこと
フリーランスでお仕事をしていくと、色んな人が色んな方法でクライアントさんに必要なことを提供し、お金を稼いでいます。
SNSは何を使うか、決済方法は何を使うか、どんな文章構成でクライアントさんにアプローチするか、などなど本当にさまざまです。
そしてここで大切になってくるのが、自分に合った方法を選び取るということです。
どんなに流行っていて、みんな使っていて、それを使えば絶対稼げる、というツールであっても、自分が
「これは自分には合わないなぁ」
と思うものであれば勇気を持って選択しない、ということです。
そして逆にこれは自分に合っているなぁと思うものであれば勇気を持って選択することです。
これは意外と難しいし、時に失敗することもあります。
私も実際に発信ツールを選ぶときに本当はInstagramを使った方がいいんじゃないかと思って手を出したことがあります。
ですが私はInstagramがあんまり合っていない。
とにかく写真を撮る、もしくは画像を用意するのが面倒くさいんです(笑)
またFacebookもそんなに好きじゃない。プライベートでちょっと使えればいいかなぐらい。
逆に合っているのがブログやYouTubeです。
ブログは長い文章が書けるので、やっぱり文章が好きな私は合っているし、長い文章をしっかり読んでくれる人にクライアントさんとしてきて欲しいと思っています。
ちなみにYouTubeは書籍を出しているぐらいなので得意は得意なのですが、しゃべるのは得意ではありません。
ではなぜやっているのかというと、自分がやってみたい、やることで自分の学びになるし、喋りが苦手な自分でもいいと思ってくれる人にきて欲しいと思ってやっています。
このように自分に合ったツールを選ぶことは大切です。
ときに失敗することもあると思います。でもやってみないと分からないこともあるので、それは別に悪いことではありません。
ただ自分には合わないな、やっぱりこれはやりたくないな、と思うことであれば勇気を持って辞めていくことをおすすめします。
繋がりを大切にすること
フリーランスで働いていると、同じくフリーランスとして働いている人のつながりがとても大切なものになってきます。
自分のスキルや資格はぶっちゃけお金を出せばなんとか身につけられるのですが、仲間だけはお金を払っても手に入れることはできません。
なぜ繋がりを大切にした方がいいのかというと、フリーランスで働いていると何かと
「これはどうしたらいいんだろう?」
と思ったりして、小さな壁にぶつかることが多いからです。
ですがそんなとき仲間がいれば、
「これがいいんだよ、こうしたらいいよ」
ということを教えてもらえます。
お互いに支え合えるんです。
ただこれからフリーランスとして働く人にいきなり繋がりを作れ、というのは難しいと思います。
私もフリーランス出始めの時は、一人で黙々とやっていました。
ですが自分が急成長しようとするとき、自分のサービスを展開するときはつながりが大切になってきます。
なのでフリーランスで働いていきたいなら徐々にそういったコミュニティに参加していくことをおすすめします。
最近では月額1万円もしないぐらい、むしろ5千円ぐらいでオンラインサロンに入れたりしますから、そういったところでまずは気の合う人を探すといいです。
私自身も今仲良くしているフリーランスの人たちはオンラインサロンがきっかけで仲良くなれました。
なのでぜひ繋がりを大切にすることを頭に入れておいてください。
■スケジュール管理について
フリーランスで働くと、結構悩みやすいのがスケジュール管理です。
自分でスケジュールを管理できるので、たくさん働くこともできるし、たくさん休もうと思えば休めます。
ですが、今までの生き方に沿って仕事をしようとすると、仕事をやる気が起きないのに、無理に自分を鼓舞してなんとか仕事をやろうとしてしまいます。
すると無意識にいつも同じ時間働くことを自分に課してしまったりします。
なので、そういったタイムスケジュールができたときにちょっとでも休むと
「自分は今日何もしていない」
なんて思ってしまいます。
ですが、フリーランスというのは基本的に会社員のような時間的拘束はありません。
というか時間で換算するお仕事ではないのです。
来てくれたクライアントさんがどれだけ満足したか、それによってあなたの収入が決まるのです。
なので時間である程度スケジュール管理するのは大事ですが、その前にまず自分の目的は何かをきちんと把握しましょう。
どのゴールに向かって走ろうとしているのか、クライアントさんのどんな悩みを解消することができるのか、そのために今何をするのか、逆に何はしなくてもいいのか。
そういったゴールに合わせて行動するようにしていきます。
すると時間単位ではなく、あなたの目的に合わせてスケジュールを管理すればいいということがわかります。
ちなみに私の場合は現在子育てをしている関係もあって、厳密なスケジュールは立てていません。
クライアントさんにどんな価値を提供するのか、これを軸にどのぐらいまでにどういったことをしたいか、それをざっくりと決めて行動しています(結構大雑把です)。
昔はいろんなことを決めてやっていました。
なぜならその方が安心できたし、目に見えた成果が出やすいからです。
ですが今はそこまで自分を縛る必要もないかなと思っています。
自分が今何がしたいかを感じて、それを行動にうつすことがとても大切だと分かってきたからです。
なのでこれを読んでいる方も、自分はどんなことができるのか、どんな価値を提供するのか、どういう働き方があっているのか、1日どれぐらい働くのが自分にとってちょうどいいのか、など改めて考えてみてください。
そして一度決めたら修正することを恐れないでください。
目標は一種のフラグです。
行きやすくするために掲げるものであって、あなたを縛るものではありません。
ぜひ調整しながら自分の働き方を模索してみてください。
■まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回お伝えした内容は私自身が内向的な性質を持っており、色々模索した結果をまとめたものになっております。
このやり方が全てではないですし、人それぞれ合った方法があると思いますので、全て取り入れるのではなく、これはいいなというものを部分的に参考にしていただければと思います。
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